灯りテラス          色と言葉とお茶の時間 akariteras.exblog.jp

あ〜ビバのんのんのんのん

天国と地獄をテーマにした英文を急に思い出しました。

むかーしむかし、塾で大学受験指導をしていたころのおはなし。
英語の長文読解の過去問をひたすら集めた、あのぶっとい問題集ありますでしょ?
あの中に、今思えば面白いなぁというものがあって。

とある青年が、二つの空間を過ごして、後にどちらか1つをずっと生きる場として選びなさいと
選択をせまられます。

1つはお花がきれいに咲いていて、空気は澄んで青空がどこまでもひろがっている。
そこにいる人々はとにかく穏やかで、にこにこしている。
食べ物も果物や野菜、いろとりどりのものがふんだんにある状態です。

もう片一方の世界は、ピカピカした電気が輝く煌びやかなところ。
分厚いステーキにおいしいお酒、きれいなお姉さんがそばにいます。
そこに過ごす人々はいつも元気で、でも気性が荒くて不安定。


これらの二つの世界を同じ期間だけ男は過ごします。
そして、どちらかを終の住処と選ぶ時、彼は後者に迷わずいきました。

お花がきれいな世界はなんだかつまらなかったのです。
人々も刺激的ではなくて、つまんないし。
必要なものは全てあるのだけど、つまらない。
足りない、足りない。
平々凡々はごめんさ。

ピカピカの世界はとっても毎日がわくわくドキドキできる!!
これが天国といわないで何といおうか。

とな。

だんだん、読めてきました?

この天国だと思った世界、実は地獄だったのです。
どちらかを選んで良いよ、と言ったひと(いわゆる神様)が種明かしすると、ピカピカの世界の
全ては偽りのものだと判明しました。
きれいなお姉さんは汚いデビルちゃんに代わり、肉汁あふれるステーキは実はゴミ。

ひょえー

天国てゆるやかでおだやかで平坦。
刺激を求めてるひとにとっては、ただつまらない世界、、、
何でも思い通りになる世界てワケじゃぁない。

どきどきわくわくが薬物みたいに刺激的なものになっていて、それにずっと慣れてしまっているあなた、ゼロしかない天国をちゃんと見極められますか?

というような内容でしたの。

高校2年生の生徒さんと一緒に問題といて、へー、そうなんだー、ふーん、
て、ずっと言いながら読んできた記憶があります。

わたしはずっとお風呂はこの世の天国よ〜と思っておりましたが、娘が生まれてから
戦場に変わりました(笑)

天国を「幻」や「いつか」行けるところだと遠いものとして捉えるより、身近に天国を
創造したいものです。

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by akariterrace | 2014-11-29 08:16 | なんとなしのはなし